こんばんは、ngs_projectです!



先週にプログラムの話をする予告をしましたが、
今日はうって変わって、
  • シナリオ担当
  • 番外編制作の
感想を書かせていただこうかと思います!!



番外編や本編の一部ネタバレを含む内容になっておりますので、
 気にする方は今回の内容はご遠慮ください。








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去年の11月下旬、冬コミに出すための短編ノベルゲームを作ることになったのですが
そのときは「本編以外のキャラクターの恋愛模様」ということしか決まってませんでした。

ぼんやりと思っていたのは、
  • 主人公に自主性を持たせよう 
  • 主人公も、恋愛対象の男も 努力をする人にしよう
  • 起承転結をはっきりさせよう
  • 中二病
  • 八重兄を出す

とにもかくにもこの5つを守りました。

いざ実制作に突入すると、3週間ほどでテキストを書き上げなければならない事実に気付き、
死にそうになっていましたが、「アイドルで力士」という合言葉を元に、書き上げました。
何、その合言葉。

この短編では文字数換算で、10万字ほど書いたのですが、
その内容は「アイドルで力士」の男性と女性の恋愛模様。
男性は中二病、アイドル、そして力士。

中二病

アイドル

力士


以上の三大要素に
……私はいったい何を目指しているんだろうか。
そんな呟きを何度か繰り返しながらも、一通りテキストを作成しました。

いざ、一通りのテキストを読み直してみると、あれも修正、ここも修正…となり、
結局冬コミ直前の夜中0時までテキスト修正していたのは良い思い出です。

実は8回ほど修正作業をしています。
書き直しまくって途中、嘆きの境地に居たのですが、
書き直すほどによくなっていくのがわかったので、
修羅の道をそのまま進むことに。

よくなっていくのが分かると、止められないんですよね…
苦しいのに修正作業を自分に課すという、
ドM直行ルートに入っていました。


今も「修正大事!」を合言葉に
本編を書いています。

きっとこれもルート分岐しそうです。
主にデスマーチルートに。



【八重梓について】

azu


番外編の主人公なのですが、気に入ってくださっている方が多くてありがたりです。
テキストを書く際に、自分の中の好かれる女性像を彼女に投影して書いていたのですが、
それが伝わったのかな、と勝手に思っております。

努力家で、芯を持っていて、はっきり言うことは言う。
彼女からキスしに行ったのは、彼女らしい行動だなぁと今も思ってます。

ストレートな彼女の言動は、悩んで書いた部分が多いのですが、
その分、納得感を得られる台詞回しにした…つもりです。
やっぱりキャラクターの性格を狙って書くって、難しいですね・・・。




【雅先輩について】

miya


中二病設定をしたものの、現実主義的な考え方を私がすることもあって、
「本気で中二病を極めたら恋愛(梓好きー)に向かわないのでは…?」
という危惧から、中二病は演技、という設定を付け加えました。

アイドルなだけあって、笑顔はお手の物。ダンスも上手い。
でも相撲は弱い、というのが彼の売りなのですが。

冷静に考えてみると、世間一般のアイドルが相撲強いわけないですね。
相撲が弱くて当たり前ですね。だってアイドルだもの。

この頃から既にイケメン千秋楽の世界に染まった思考回路になっているのが伺えます。

「アイドルなんだけど、相撲が弱いんだよ!だから、二流どまりで、
一流になるため、励むんだけど…」

と、必死に理由を説明していた自分へ「落ち着け」と伝えたい。

彼の、1人になることに対する怯え方が伝わっていたらいいなぁと思っていますが、
何より一番は中二病とか、アイドルとか抜きにしたときに、
どこにでも居そうな普通の男の子、というのを目指して書いたので
そう思ってもらえたら嬉しいです。力士云々は置いといて。





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さてさて、なぜこんな思い出話をしだしたかというと
この二人は、現在製作中の本編でもそこそこ登場するからです。

早く本編を皆さんにお届けしたい・・・。
そんな年末を過ごしているngs_projectでした。


それではまた来週も宜しくお願いします!