こんばんわ!


やっとこさ、腰が人並みに戻りつつある 
ngs_projectです。
※ココまで戻るのに二ヶ月かかりました・・・


さて皆様、急にあなたが
「ノベルゲームの立ち絵をいい感じに表示しといて」 
と言われたらどうしますか? 

検索するにしても、絵の描き方などは、
ネットを検索すれば、いくらか情報を拾うことは出来ますが、
「こう、立ち絵を表示するとゲーム的にいいよ!!」
なんてものは、目にする機会が少ないかと思います。
※そもそも調べようと思わない

そこで今回からは、イケメン千秋楽もなんやかんやで結構な期間をかけて
細々と作り続けているので 、培ってきたノウハウ的なものを
小出しして行きたいと思います。

というわけで、今回はその第一弾である
「立ち絵の出し方」について説明していきます。



まずはコチラをご覧ください。
現在ふりーむ!様で公開中
「イケメン千秋楽~4月・5月編~」から抜粋したシーンです。





●1コマ目
b00


●2コマ目
b01


●3コマ目
b02


●4コマ目
b03


去年に立ち絵を指定していたタイミングでは
何の違和感も感じていなかったのですが、
最近のタイミングで改めて見返してみると

「んんっ!?なんだこれっ!?」
 となったシーンがありました。
※キャプチャー時にミスってマウスカーソルが写ってるのが気になる・・・



2コマ目のこのシーンです。
b01

「思わずぎゅっと目を瞑り~~~~~~~~~」

とテキストに書いてありますね。

このとき、テキストの視点にもなっている主人公は
「目を瞑って、身を強張らせて」いるんです。


でも、この画面だけで判断した場合、
「どう見ても目を閉じているようには見えません」



ノベルゲームの演出は、
・テキストだけでは伝わりづらかったり
・テキストをより効果的に魅せるため

にあると思うので、
上記の立ち絵の指定パターンはNGといえます!






そこで、ものすごく安い方法で改善してみたのが
以下のパターンです。
※開発用の画面なのでIDとか表示されてますが、そこはスルーしてください


●1コメ目はまったく同じ
a00



●2コメ目で暗転させてキャラを消すことで
「目を瞑っている感」を表現
a01


●3コマ目
a02


●4コマ目
a03



どうでしょうか。

ただ暗転を挟んだだけですが、それだけでも
最初の例より、「目を瞑った感」が表現できているかと思います。


今回はシンプルなわかりやすい例でしたが、
このような、「なんとも伝えにくい、演出の積み重ね」
遊んだときの満足度に繋がるんじゃないかなーと信じて
今日もイケセンを制作しています。



それでは本日はこんなところで。
来週もよろしくお願いします!