この記事にはソルトメモリア編のネタバレが含まれています
未プレイの方や、ネタバレなどを気にする方々はくれぐれもご注意ください。
こんばんわ!
ngs_projectです。
「冬コミ後、週一で更新していきます! 」
など宣言したのに、久々の更新になってしまいました。
言い訳をしちゃいますと、
重めの風邪になってダウンしたり、仕事で休日出勤が続いたりして
ちょっと時間が取れなかったのが真相です。
皆さんも健康にはお気をつけください・・・。
さて、今回の記事ですが
ソルトメモリア編のシナリオ担当からの感想が届いておりますので
そちらを紹介したいと思います。
無論、ネタバレ度100%ですので
未プレイの方はお気をつけください!
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妻鳥編を遊んでいただき、ありがとうございます…!
ここを読んでいただいている皆さんは、きっと真の千秋楽ENDを迎えているはずと思い、
ネタバレどんどん入れ込みつつ、書いていた時の話をしていきます。
●ソルトメモリアの誕生
元々塩で記憶がどうにかなる、という設定はあったものの、
一言で表すような上手い名前が見つからず、うーんと悩んでいました。
そんな時にちょうど開かれた
「サブタイトルを決めよう会議」
そこで、挙がったサブタイトルの候補が
- イケメン千秋楽 紅
- イケメン千秋楽~神と神~
- イケメン千秋楽と秘密の塩
- イケメン千秋楽~記憶と塩と失われた名前~
- イケメン千秋楽-君の名は-
- イケメン千秋楽~遥かなる仮面を割って~
- イケメン千秋楽~遥かなる塩の記憶~
こんな感じだったのですが(※しかし半分以上、どうしようも無いタイトルですね)
この一番下の「塩の記憶」をカタカナで言い換えてソルトメモリアが産まれました。
このソルトメモリアという単語のお蔭で、非常に説明がしやすくなり、
シナリオとしてもわかりやすい流れになりました。
ありがとう、ソルトメモリア!
●みんなで千秋楽を迎えたい
個人的な願望になりますが、○○ルート、と選んだとしても、
他のキャラクターとの絡みは濃くしたいとずっと思って書き上げました。
恋愛はするけれど、その人と周りを含めた物語を、と思っていたので、
妻鳥ルートとはいえ、反之宮も奥浬先輩も結城くんもガンガン出てきます。
他にもしずちゃんも出てきますし…
他にもしずちゃんも出てきますし…
あのキャラクター達だからこその物語になっていたらいいな、と思います。
●彼のラスボス化
彼がラスボス化するとは自分も思っていなかったのですが、
キャラクターの話を展開させていけば行くほど、
彼がラスボスになっていき、そして最後は…。
みなさんご存じのとおりです。
彼がラスボスになっていき、そして最後は…。
みなさんご存じのとおりです。
はたして、彼は彼で救われることはあるのだろうか、と思うのですが、
時間があれば彼の話を書きたいですね。設定もあるので…。時間があれば。
●千秋楽の後
有栖川が塩をまいたことにより、全て万事解決した状態で最後を迎えられたわけなのですが、
裏設定だと、有栖川の持っていた塩は、西園寺と妻鳥、双方の願いが込められた特殊な塩なので、
相撲に対してのソルトメモリアの効果は全てリセットされる・・・。
という設定になっています。
国技館を一歩でたら、既にその効果が広まっているため、
相撲部の人達は今度からは外では、廻し一丁ではなく私服を着ないといけない世界ですし、
学校へは制服でいかなければいけません。
洋服をきなければいけない事になった八卦宵高校相撲部の運命はいかに…。
時間があれば書きたいですね。
●千秋楽という単語
本当に最初から最後まで、この言葉に魂を込めながら話を書いていました。
絶対に最後は、「千秋楽を迎えよう」で締めると決めていたので、書けたときは凄く嬉しかったです。
イケメン千秋楽というタイトルに恥じないよう、千秋楽については慎重に書こうと思ってたので…。
●ギャグか真面目か
自分がギャグよりではなく、ガチで話を書こうとする方面の人間のため、
ギャグのネタは基本サークルメンバーの人から貰っています。
途中、
- 梁真の鏡の廻しに妻鳥の顔を映す描写を入れてくれとか
- 磁石の棒に奥浬先輩がくっつくのが見たいとか
- 妻鳥が本気を出して戦うときは仮面をつけさせて、周りからは仮面力士と呼ばせたいとか
言われましたが、全部なるべく入れ込めるよう話を組み込んでました。
今思うとよく話として成立したな…。二度と書けない話が書けてよかったです。
鎖の廻しが磁石にくっつくとか、自分は全く思いつきませんでした。
世界中探しても、そんな話はイケメン千秋楽にしかないと思います。
ソルトメモリアとか、仮面力士とか言ってますが、見ていただいた方には、
真面目な話要素は感じていただけたかと思います。
もう廻しで立ち絵だろうが、執筆中は笑うこともなくなりました。
※余談ですが奥浬先輩の話は、かなり明るめに書くことを目標にしてます。
●妻鳥の本名
一番初めは、この本名を当てる選択肢を入れ込む予定でした。
お気づきの方はいないと思いますが、
実は5月で一度、妻鳥の本名が表示されています。
※体験版、製品版の両方で確認できます。
ゲーム中から該当のシーンを一部抜き出して紹介します。
5月、妻鳥家に料理に向かう途中、
すれ違った親子の会話を聞き、その後アリスへと「名前について」の話をするシーンです。
実は5月で一度、妻鳥の本名が表示されています。
※体験版、製品版の両方で確認できます。
ゲーム中から該当のシーンを一部抜き出して紹介します。
5月、妻鳥家に料理に向かう途中、
すれ違った親子の会話を聞き、その後アリスへと「名前について」の話をするシーンです。
あそこで彼が「名前について」話をしたのは、すれ違った親子の会話の中で
自分の本当の名前である、「はるか」が出てきたからになります。
で、そんな背景もあったことから、真の千秋楽ENDは本名を当てられたらでいいんじゃないか?
と言っていた時期もありましたが、今思えば本当にこの仕様入れなくて良かったです。
どこまで鬼畜な難易度を我々は目指そうとしていたのでしょうか。
もし、この名前のシーンに気付いた方は、本当に凄いです。
以上、シナリオ担当からの感想でした。
グラフィックだったり、サウンドだったり、プログラムだったり
まだまだ感想は控えているので、
タイミングが合えば紹介していきたいと思います!
ソルトメモリア編を世に出してから数ヶ月・・・。
このゲームを遊んでくれた皆様の感想などを
拝見しては日々、製作のエネルギーにしています!
同人ゲームですので、もともと自分達が作りたくて
このゲームを作ってはいるのですが、
やはり感想などを頂けると、なんといいますか・・・
「人生の中でも最高クラスの充足感」
を感じることが出来ます。
作ってて良かった&生きてて良かったと、そう心から思います。
これも一重に、このゲームを遊んで下さった皆さまのおかげです。
そんな皆さまに満足していただけるゲームを目指して、今後も作っていく所存です。
それでは来週もヨロシクお願いします!