こんばんわ!
ngs_projectです。



今日は立ち絵の話です!



 sori


なんてことない普通の立ち絵ですが
実はこの立ち絵、複数の画像を重ねて表示しています。


sori_body
こんなのっぺらぼう反之宮


sori_face1
顔だけ反之宮を足すことで




sori

いつもの反之宮になってます。
昔は別のやり方でやってました。



バグ画像とかで、顔や髪のパーツだけ
変なところに表示されるのをたまに見かけますが
あれの原因は、このように複数の画像を組み合わせて
キャラクターを表現しているせいじゃないかなと思います。
※あくまでも予測です。




そもそもなぜ体と顔の画像を別々にしてから
くっつけるという面倒な手間を踏んでいるのでしょうか?





それの一番大きい理由が




ゲームのロード時間と処理が早くなるからです。






例えば、体と顔がくっついている方式でゲームを作ったとしましょう。
chr1

これは昔のイケメン選手楽で実際に使っていた画像です。
一枚の画像で4つの表情が入っています。

この方式で40個の表情を制作した場合
4×10で単純に40枚の画像が必要になります。

もしそれぞれの体のポーズ違いが増えて、2種類のポーズになったとしたら
さらに倍の80枚の画像が必要になります。。

登場キャラクターはそこそこいるので
最終的には80枚×登場キャラクター数になります。

莫大です。半端無い数です。
画像の管理も大変です。



でもこの画像から体と顔を分離することで・・・


plus


少なくて2枚の画像で表現可能になります。
さっきは80枚必要といってたので
極端な例だと40倍ぐらいの差があるわけです。


こうすることでロード時間を極力少なくできるのです。



やっぱりロード時間はなるべく減らしたいですからね!
ゲーム中の無駄時間の中でも

・起動した瞬間のたくさん出る企業ロゴ(しかもスキップ不可)
・NowLoading画面を代表とするロード時間

これら二つは遊んでる側に何の刺激もあたえてくれないので
なるべくイケメン千秋楽では撲滅しようとしています。


では本日はこんなところで!
来週もまたよろしくお願いします。